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Wine Pairing for Weekend Dinner Course (vol.7)

「Weekend Dinner Course vol.7」にあわせて、ブルーノート東京のソムリエ、今野明日香がペアリングにオススメの、白と赤を1本ずつセレクトしました。

11月〜12月にお届けするコースは、フォアグラ、蟹、牛頬肉、トリュフなどを冬の食材とともに遊び心たっぷりに盛り込んだ、深まる季節の奥行きを感じるフルコース。

コースとワインのペアリングで、クリスマスや年末時期などの特別なディナーをお楽しみください。

<b>【白】アミューズ、前菜にあわせて </b>

<b>kerner Takizawa Winery
ケルナー
タキザワワイナリー
</b>

■ブドウ品種:
ケルナー主体
■産地:
日本、北海道余市町
■ヴィンテージ:
2020
■容量
750ml

2004年に北海道三笠市達布に畑を開墾し、2013年に醸造を始めたワイナリー。
化学肥料はもちろん、農薬、酸化防止剤等も極力使用せず、発酵も全て野生酵母のみ。
自然環境を大切に、からだに優しい、自然の持つ力強い生命力を感じる北海道産ワインづくりを目指しています。

日本では主に北海道で栽培されるケルナーは、ドイツ原産のブドウ品種。
青リンゴやマスカット、蜂蜜や爽やかなハーブやジンジャーなどのスパイスのアロマを持ち、みずみずしい果実味と爽やかな酸味が魅力です。
フォアグラムースとリンゴのリッチな味わい、ズワイガニの塩気や旨味に寄り添うペアリングを是非味わってみてください。

<b>【赤】メイン、〆にあわせて</b>

<b>l’Esprit Terre de Yoichi Hirakawa Winery
レスプリ テール ド ヨイチ
平川ワイナリー
</b>

■ブドウ品種:
非公開
■産地:
日本、北海道余市町
■ヴィンテージ:
2017
■容量
750ml

フランス各地の銘醸ワイナリーをはじめ南アフリカ、ニュージーランドなどで12年間ワイン醸造に携わり、ミシュラン三ツ星店でソムリエとして従事してきた平川敦雄氏が代表を務めるワイナリー。
「ブドウが育つ環境や風景そのものを香りや味わいに映し出すこと」を信念とし、除草剤や化学肥料を一切使用せずに生態系を尊重しています。

黒みを帯びた深い紫色。黒いベリー、すみれやきのこ、ほのかにコーヒーのアロマ。
柔らかな酸味と渋みの余韻が心地よく、しっかりめのブルゴーニュやエレガントなローヌの赤ワインを連想させます。
深みを持ちつつも繊細な味わいの牛の煮込み、ほっとする〆のスープとともに、週末のひとときをじっくりお楽しみください。

お食事に合わせてワインを選ぶのも、素敵な演出のひとつ。ぜひお楽しみください。

−PROFILE−
今野明日香(こんの あすか)
ブルーノート東京ソムリエ。2015年ブルーノート入社。ワインの仕入れ、リスト作成、公演内容に合わせたワイン企画等を手がける。料理の細かなニュアンスをつかみ、互いを響かせ合うようなワイン選びが好評。